4月に草津温泉へ行く予定があると、「もう春だから軽い上着で大丈夫?」「雪は残っている?」「車はノーマルタイヤで行ける?」と迷いますよね。
草津温泉は標高約1,200mの高原にあるため、都市部の4月よりかなりひんやり感じる日があります。
気象庁の1991〜2020年平年値では、草津の4月平均気温は6.0℃、日最高気温の平均は11.5℃、日最低気温の平均は1.1℃です。
さらに4月上旬は最低気温の平年値が氷点下となるため、春服だけで出かけると朝晩に寒さを感じる可能性があります。
4月後半になるほど気温は上がりますが、降雪や残雪の可能性が完全になくなる時期ではありません。
服装は薄手の春コート一枚に決め打ちせず、ニットやフリース、防風できるアウターなどを重ねて調整できるようにすると安心です。
この記事では、草津温泉の4月の平均気温、上旬・中旬・下旬の違い、雪の可能性、服装、靴、車で行くときの注意点まで、初めての旅行でも分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- 草津温泉の4月の平均気温と朝晩の寒さ
- 4月上旬・中旬・下旬で天気や服装がどう変わるか
- 雪や残雪がある可能性と靴・車での注意点
- 旅行前に確認したい天気予報と道路情報
草津温泉の4月は春でもかなり寒い日がある
草津温泉の4月は、平地では桜や春服の季節でも、現地ではまだ冬の名残を感じる時期です。
草津温泉観光協会は草津について、海抜1,200mの高原の町と案内しています。
標高が高いぶん朝晩は冷えやすく、日中との寒暖差も大きくなりやすいため、同じ4月でも都市部と同じ感覚で服装を決めないほうが安心です。
| 項目 | 4月の平年値 | 旅行時の考え方 |
|---|---|---|
| 平均気温 | 6.0℃ | 春というより晩冬〜早春の感覚に近い日もある |
| 日最高気温の平均 | 11.5℃ | 晴れた日中は歩きやすくても上着は必要 |
| 日最低気温の平均 | 1.1℃ | 朝晩は厚手の羽織が欲しくなる |
| 降水量 | 106.2mm | 雨具も用意しておくと安心 |
| 降雪の深さ合計 | 38cm | 4月でも雪が降る可能性を考える |
| 最深積雪 | 31cm | 残雪が見られる時期がある |
数値は気象庁の1991〜2020年平年値で、毎年必ず同じ天気になるという意味ではありません。
実際の旅行日が近づいたら、直前の天気予報と現地の道路情報を確認してください。
4月上旬は最低気温が氷点下になる平年値
気象庁の旬別平年値では、4月上旬の平均気温は3.9℃、日最高気温の平均は9.3℃、日最低気温の平均はマイナス0.9℃です。
つまり、4月に入ったからといって朝晩の冷え込みが終わるわけではありません。
特に早朝の散歩や夜の湯畑ライトアップを楽しむ予定があるなら、冬寄りの防寒を残しておくと安心です。
薄手のインナーだけでなく、ニットやフリース、防風性のあるアウターを重ねられるようにしましょう。
4月中旬は日中が少し過ごしやすくなる
4月中旬の平年値は、平均気温6.1℃、日最高気温11.7℃、日最低気温1.2℃です。
上旬よりは春らしさが増えますが、朝晩に軽装で外を長く歩くにはまだ寒さを感じやすい時期です。
日中は歩いているうちに暑く感じることもあるため、脱ぎ着できる服装が向いています。
厚手の一枚を着込むより、薄手ニットと軽めのアウターのように調整できる組み合わせのほうが旅行では便利です。
4月下旬でも夜は冷える
4月下旬の平年値は、平均気温8.0℃、日最高気温13.8℃、日最低気温2.9℃です。
日中はかなり春らしくなりますが、最低気温の平均はまだ一桁前半です。
ゴールデンウィーク直前だからといって、薄手のシャツだけで夜まで過ごすと寒く感じることがあります。
4月後半でも、夕方以降に羽織れるアウターを一枚持っておくのがおすすめです。
草津温泉の4月は雪が降る?残雪はある?
4月の草津温泉では、雪が降る可能性も残雪が残る可能性もあります。
気象庁の平年値では4月の降雪の深さ合計は38cmで、旬別に見ると上旬27cm、中旬11cm、下旬2cmです。
月の後半ほど雪の可能性は小さくなりますが、「4月だから雪は絶対にない」と考えるのは避けましょう。
4月上旬は冬の足元を意識する
4月上旬は気温が低く、降雪の平年値も残っているため、朝晩に路面が冷え込むことがあります。
湯畑周辺や坂道を歩く予定なら、滑りやすい靴底のパンプスや革底の靴より、グリップのあるスニーカーや歩きやすい靴が安心です。
降雪予報が出ている日は、撥水性のある靴や防水スプレーも役立ちます。
足元が濡れると体感温度が下がりやすいため、替えの靴下を一足持っていくと旅行中の快適さが変わります。
4月中旬以降も残雪や路面状況を確認する
中旬以降は気温が上がりますが、山沿いや日陰、標高がさらに高い場所では雪が残ることがあります。
温泉街だけを歩く旅行と、志賀草津高原ルートなど標高の高い道路を使う旅行では、必要な準備が同じではありません。
目的地が草津温泉街だけなら現地周辺の天気と道路情報を、周辺ドライブもするなら通行予定ルートまで個別に確認しましょう。
観光地の写真が春らしく見えても、道路の条件まで同じとは限りません。
2026年は国道292号の冬期閉鎖解除予定が4月22日だった
群馬県の2025年度冬期閉鎖情報では、国道292号の志賀草津道路について、草津町の天狗山ゲートから長野県境・渋峠までの17.9kmを2026年4月22日午前10時まで冬期閉鎖とする予定が示されていました。
また、同区間では火山活動などによって冬期閉鎖解除後も規制が続く可能性があるとして、最新情報の確認が案内されています。
4月の草津旅行で高原道路を使う場合は、毎年の開通予定日だけで判断しないことが重要です。
旅行当日に群馬県や草津温泉観光協会の道路情報を確認し、通行止めや規制がある場合は迂回してください。
4月の草津温泉におすすめの服装
4月の服装は「東京の春服に一枚足す」よりも、「寒ければ冬寄りまで戻せる重ね着」を意識すると失敗しにくいです。
上旬・中旬・下旬で気温がかなり変わるため、旅行日ごとに調整してください。
| 時期 | 服装の目安 | あると便利なもの |
|---|---|---|
| 4月上旬 | ニット+冬寄りアウター | マフラー、手袋、厚手ソックス |
| 4月中旬 | ニット+防風ジャケット | 薄手ストール、折りたたみ傘 |
| 4月下旬 | 長袖+軽めアウター | 朝晩用の羽織、雨具 |
| 夜の散策 | 日中より一段暖かい服装 | 首元を守れるストール |
| 雨・雪予報 | 防水性のある上着 | 撥水靴、替え靴下 |
女性はスカートでも防寒を足せば楽しみやすい
旅行でスカートやワンピースを着たい場合も、4月の草津では足元の冷えを意識しましょう。
上旬なら厚手タイツやレギンス、中旬以降でも夜に冷えそうなら薄手タイツを合わせると安心です。
湯畑周辺は写真を撮りながら立ち止まる時間も長くなりやすく、歩いているときより寒く感じることがあります。
おしゃれを優先しつつ、ストールや軽いダウンなど小さく持てる防寒具をバッグへ入れておくと調整しやすいです。
温泉上がりの夜散歩は湯冷めに注意する
温泉に入った直後は体が温まっていても、外気が数℃まで下がる夜は急に寒く感じることがあります。
宿の浴衣で湯畑へ出るなら、羽織だけで足りるかを玄関で確認し、寒ければ中へ一枚追加しましょう。
髪が濡れたまま外へ出るとさらに冷えやすいため、しっかり乾かしてから散策するのがおすすめです。
夜景やライトアップをゆっくり楽しみたい人ほど、防寒を少し多めに準備しておくと安心です。
子どもは脱ぎ着しやすい服装が便利
子どもは歩いていると暑くなりやすい一方、休憩すると一気に冷えることがあります。
厚手の一枚だけで調整するより、長袖、フリース、軽いアウターのように複数枚を重ねると便利です。
雨や雪で濡れたときのために、靴下や薄手の着替えを多めに持っていくと安心できます。
ベビーカーを使う場合は、大人より動かない時間が長いことも考えてブランケットを準備しておくとよいでしょう。
4月の草津温泉で持っていくと便利なもの
4月は天気が変わりやすく、朝晩と日中でも体感差が出やすいため、荷物は「寒さ」と「濡れ」の両方に備えるのがポイントです。
| 持ち物 | 役立つ場面 |
|---|---|
| 軽い防寒アウター | 朝晩・夜の湯畑散歩 |
| ストール・マフラー | 首元だけ寒いとき |
| 折りたたみ傘 | 急な雨 |
| 撥水性のある靴 | 雨・残雪・濡れた路面 |
| 替えの靴下 | 足元が濡れたとき |
| モバイルバッテリー | 天気・道路情報の確認 |
| 小さなバッグ | 外湯めぐり・温泉街散策 |
折りたたみ傘と薄手の防水アウターが使いやすい
4月は雪だけでなく雨の可能性もあるため、折りたたみ傘があると便利です。
ただし風がある日は傘だけでは濡れやすいため、撥水性のあるフード付きアウターが一枚あると散策しやすくなります。
旅行用なら厚手のレインコートより、普段着としても使える軽いシェルジャケットのほうが持ち歩きやすいでしょう。
気温が上がれば畳んでバッグへ入れられるため、4月の寒暖差対策にも向いています。
靴は歩きやすさを最優先にする
草津温泉は坂道や石畳を歩く場面が多く、観光中の移動距離も意外と長くなります。
雪がなくても、雨で濡れた路面や朝晩に冷えた場所では滑りやすくなることがあります。
ヒールの高い靴より、靴底に溝があり足をしっかり固定できるスニーカーやウォーキングシューズが安心です。
写真映えする靴を履きたい場合は、宿までの移動用と散策用を分ける方法もあります。
4月に車で草津温泉へ行くときの注意点
車で行く場合は、温泉街の天気だけでなく、自宅から草津までのルート全体を確認することが大切です。
標高差があるため、出発地では雨でも草津周辺ではみぞれや雪になることがあります。
ノーマルタイヤで大丈夫かは日付だけで判断しない
4月後半だから必ずノーマルタイヤで安全とは言い切れません。
気象庁の平年値でも4月には降雪が記録されており、上旬ほど雪の可能性が高い傾向があります。
旅行前に降雪や凍結の予報が出ている場合は、適切な冬装備を用意するか、無理せず公共交通機関への変更を検討してください。
道路状況に不安がある状態で「せっかく予約したから」と無理に運転しないことが安全な旅行につながります。
標高の高い周辺道路は冬期閉鎖が残ることがある
草津温泉街へ到着できても、周辺のすべての観光道路が開いているとは限りません。
国道292号の志賀草津道路は例年11月中旬頃から翌年4月下旬頃まで冬期閉鎖される区間があります。
4月に「雪の回廊を見たい」「長野側へ抜けたい」と考えている人は、予定ルートが開通済みか必ず確認しましょう。
火山活動や災害などによる臨時規制もあり得るため、過去の開通日ではなく当日の公式情報を見てください。
4月の草津温泉で楽しみやすい過ごし方
4月は真冬ほど厳しい寒さではなく、夏ほど混み合わない日もあるため、温泉街をゆっくり歩きたい人に向いています。
ただし日によって寒暖差があるため、屋外だけの予定にせず、温泉や屋内観光も組み合わせておくと天候の変化に対応しやすくなります。
昼は温泉街散策、寒くなったら温泉へ戻る
晴れた日中は湯畑や西の河原方面を歩き、気温が下がる夕方以降は宿や温泉施設へ戻る流れにすると無理がありません。
屋外で長時間過ごす予定を詰め込みすぎず、途中にカフェや食事を挟むと体も休められます。
草津は温泉そのものが大きな目的になる場所なので、天気が悪い日でも予定を組み替えやすいのが魅力です。
「全部回る」より、寒さや雨に合わせてゆっくり楽しむ旅程にすると満足しやすいでしょう。
桜だけを目的にすると時期がずれることもある
標高の高い草津では、平地と同じ桜の時期を想定すると開花状況が合わないことがあります。
4月旅行では桜を必ず見る前提にせず、温泉、湯畑、グルメ、散策など複数の楽しみを用意しておくと安心です。
花の開花は年による差が大きいため、出発前に観光協会や現地の最新情報を確認しましょう。
季節の変わり目ならではの景色を楽しむ気持ちで訪れると、天候に左右されにくくなります。
よくある質問
草津温泉の4月はダウンが必要ですか?
4月上旬や寒い日の朝晩は、薄手ダウンや冬寄りのアウターが役立ちます。
中旬以降は軽いアウターで過ごせる日も増えますが、旅行直前の予報を見て調整してください。
4月の草津温泉で雪は見られますか?
年や時期によりますが、4月でも降雪や残雪の可能性があります。
気象庁の平年値でも4月の降雪が記録されており、特に上旬は冬の名残が強い時期です。
4月後半ならノーマルタイヤで行けますか?
日付だけでは判断できません。
降雪・凍結予報や道路規制を確認し、不安がある場合は冬装備や公共交通機関を検討してください。
4月の湯畑散策はどんな服装がいいですか?
長袖にニットやフリースを重ね、外側に風を通しにくいアウターを合わせると調整しやすいです。
夜は日中より冷えるため、ストールや薄手ダウンがあると安心です。
公式情報・確認先
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 草津温泉は標高約1,200mにあるため4月でも寒い日があります
- 4月の平均気温の平年値は6.0℃です
- 日最高気温の平均は11.5℃、日最低気温の平均は1.1℃です
- 4月上旬の最低気温の平年値はマイナス0.9℃です
- 4月でも降雪や残雪の可能性があります
- 服装は脱ぎ着できる重ね着が便利です
- 夜の湯畑散策には日中より一段暖かい服装が向いています
- 靴は滑りにくく歩きやすいものを選ぶと安心です
- 車は日付だけでノーマルタイヤ可否を判断しないことが大切です
- 旅行直前は天気予報と群馬県の道路情報を確認しましょう
草津温泉の4月は、春の旅行シーズンでありながら、まだ冬の冷え込みや雪を意識した準備が必要な時期です。
特に上旬は最低気温が氷点下になる平年値で、朝晩の散策では冬寄りのアウターが役立ちます。
中旬から下旬へ進むにつれて過ごしやすくなりますが、夜の冷えや標高の高い道路の残雪まで考えると、重ね着と歩きやすい靴は外せません。
車で訪れる場合は、温泉街だけでなく通行する山道の規制や降雪予報も確認してください。
「4月だから春服だけ」と決めず、寒ければ一枚足せる準備をしておくことが、草津温泉を快適に楽しむいちばんのコツです。

