東大寺へ車で行くとき、「専用駐車場はある?」「どこに停めるのが近い?」「土日はいくらかかる?」と迷いやすいところです。
東大寺には、一般の乗用車が利用できる専用駐車場はありません。車で行く場合は、東大寺公式が案内している「GSパーク東大寺西大門駐車場」や、奈良県営の「奈良登大路自動車駐車場」など、周辺の有料駐車場を利用します。
特に注意したいのが、2026年10月1日から奈良県営駐車場の料金が改定されたことです。古い記事にある「登大路駐車場は休日1,000円」といった情報は、現在の料金とは異なります。
近さを優先するなら東大寺公式が案内するGSパーク東大寺西大門、台数の多さを重視するなら奈良登大路自動車駐車場、春・秋の混雑期はパーク&ライドや公共交通機関も含めて考えると選びやすくなります。
東大寺には一般車用の専用駐車場がない
東大寺公式サイトでは、境内に乗用車・観光バス専用の駐車場はないと案内しています。
そのため、車で参拝する場合は周辺駐車場へ停め、そこから徒歩で東大寺へ向かいます。
| 確認ポイント | 内容 |
|---|---|
| 東大寺の一般車用専用駐車場 | なし |
| 車で行く場合 | 周辺の有料駐車場を利用 |
| 東大寺公式が案内する周辺駐車場 | GSパーク東大寺西大門駐車場 |
| 混雑期 | パーク&ライド・公共交通機関も検討 |
「東大寺駐車場」と検索すると、東大寺の敷地内に大きな一般車駐車場があるように見える情報もありますが、現在の公式案内とは異なります。
まずは東大寺そのものには一般乗用車用の専用駐車場がないと覚えておくと、現地で迷いにくくなります。
最新の交通案内は、東大寺公式「交通案内」で確認できます。
近さを重視するならGSパーク東大寺西大門駐車場
東大寺公式の交通案内で、近隣パーキングとして具体的に掲載されているのがGSパーク東大寺西大門駐車場です。
所在地は奈良市押上町6-1で、24時間営業、収容台数は18台です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | GSパーク東大寺西大門駐車場 |
| 住所 | 奈良県奈良市押上町6-1 |
| 台数 | 18台 |
| 営業時間 | 24時間 |
| 平日8:00〜20:00 | 30分200円 |
| 平日最大料金 | 入庫当日最大700円 |
| 土日祝8:00〜20:00 | 20分300円 |
| 土日祝の最大料金 | 設定なし |
平日は当日最大700円なので、数時間ゆっくり参拝する場合でも料金を把握しやすいです。
一方、土日祝は20分300円で最大料金がありません。
たとえば土日祝に3時間停めると、通常時間帯の単純計算では2,700円になります。
平日は使いやすい一方、土日祝に長時間停める場合は「近いから安い」とは限らない点に注意してください。
また、お水取り期間、お盆、秋祭り、年末年始には特別料金が設定されます。
最新料金はGSパーク公式「東大寺西大門駐車場」で確認できます。
2026年10月1日から県営駐車場の料金が変わった
奈良公園周辺の県営駐車場は、2026年10月1日から料金が改定されています。
2026年9月30日までの旧料金が検索結果に残っている場合があるため、現在の料金と混同しないように注意してください。
一般車が利用しやすい代表的な県営駐車場は、奈良登大路自動車駐車場です。
| 区分 | 2026年10月1日以降 |
|---|---|
| 平日(県庁開庁日) | 当日最大1,500円 |
| 休日 | 当日最大2,000円 |
| 特定日 | 当日最大3,000円 |
| 収容台数 | 275台 |
| 入庫可能時間 | 6:00〜22:00 |
| 出庫 | 24時間可能 |
平日は県庁来庁者との共用で、入庫から1時間まで無料と案内されています。
一方、休日や春秋の観光シーズン、年末年始などは料金が高くなります。
古い検索結果やブログに表示される2026年9月30日までの料金を、そのまま現在の料金として使わないようにしてください。
最新の県営駐車場情報は、奈良県公式「奈良公園クイックガイド・アクセス」で確認できます。
奈良登大路駐車場は275台で台数を確保しやすい
東大寺周辺で「できるだけ近い場所に必ず停めたい」と考えると、台数の少ないコインパーキングだけに絞りがちです。
ただ、GSパーク東大寺西大門は18台なので、観光シーズンや土日祝は満車になる可能性があります。
奈良登大路自動車駐車場は275台あり、周辺の小規模コインパーキングより収容台数が多いのが特徴です。
東大寺だけでなく奈良公園、興福寺周辺なども歩く予定なら、台数の多い駐車場を選び、そこから徒歩で回る方法も考えやすくなります。
ただし、春・秋の観光シーズンは奈良公園周辺そのものが混雑します。275台あるから必ず入れるという意味ではありません。
大仏殿前駐車場は一般車向けではない
「大仏殿前駐車場」という名称を見ると、東大寺へ一番近い一般車用駐車場のように感じるかもしれません。
しかし、奈良県公式では奈良大仏殿前自動車駐車場の乗用車利用は身障者のみと案内しています。
一般の乗用車で東大寺へ行く場合は、この駐車場を目的地にして向かわないようにしましょう。
観光バスについても事前予約制など別の運用があります。
高畑駐車場も選択肢だが東大寺だけなら距離を考える
奈良県営の奈良高畑自動車駐車場は、乗用車166台、バイク40台と案内されています。
2026年10月1日以降の乗用車料金は、平日最大1,500円、休日最大2,000円、特定日最大3,000円です。
営業時間は7:30〜17:00で、出庫は24時間可能です。
奈良公園一帯や春日大社方面まで回る場合には候補になりますが、東大寺だけが目的なら、駐車後に歩く距離も含めて選ぶとよいでしょう。
平日と土日祝ではおすすめの考え方が変わる
料金と台数だけを見ると、曜日によって選び方が変わります。
| 状況 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 平日に近さを優先 | GSパーク東大寺西大門 | 当日最大700円 |
| 平日に台数を重視 | 奈良登大路自動車駐車場 | 275台 |
| 土日祝に長時間 | 登大路など県営駐車場も比較 | GSパークは休日最大料金なし |
| 春・秋の繁忙期 | パーク&ライド・公共交通 | 奈良公園周辺の渋滞・満車を避けやすい |
土日祝に「近い駐車場へとりあえず入る」と、短時間でも料金が高くなることがあります。
入庫前に最大料金の有無を確認し、参拝だけなのか、奈良公園周辺を数時間歩くのかを考えて選びましょう。
春・秋の観光シーズンはパーク&ライドも検討する
奈良県は、春・秋の観光シーズンの休日を中心に奈良公園周辺で道路渋滞や駐車場の満車が発生すると案内しています。
そのため、混雑期には奈良公園中心部まで車で入り込まず、観光用のパーク&ライド駐車場を利用する方法も案内されています。
東大寺公式でも、春・秋の観光シーズンの土日祝には観光無料駐車場が開設される場合があり、そこから「ぐるっとバス」を利用する方法を紹介しています。
開設日や場所は固定ではないため、来訪日に利用できるかは事前確認が必要です。
桜・紅葉シーズンの休日は、「東大寺の近くまで車で行く」こと自体が一番早いとは限りません。
電車なら近鉄奈良駅から徒歩約20分
混雑日には電車と徒歩・バスで向かう方法も使いやすいです。
東大寺公式では、近鉄奈良駅から登大路町を東へ徒歩約20分と案内しています。
JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バスを利用し、「東大寺大仏殿・春日大社前」で下車すると、そこから徒歩約5分です。
駐車場探しや渋滞を避けたい場合は、公共交通機関も含めて比較するとよいでしょう。
バイク・自転車は南大門南西の駐輪場へ
バイクや自転車の場合は、自動車用駐車場とは扱いが異なります。
東大寺公式では、バイク・自転車を含む軽車両は南大門南西にある駐輪場へ停め、徒歩で参拝するよう案内しています。
南大門と大仏殿を結ぶ参道などは、人や鹿との接触のおそれがあるため車両で進入できません。
参拝者や鹿の近くでは速度を落とし、現地の案内に従ってください。
奈良公園周辺では鹿の飛び出しにも注意する
東大寺周辺は奈良公園の一角で、道路の近くまで鹿が出てくることがあります。
駐車場へ向かう途中や出庫後も、観光客だけでなく鹿の動きにも注意が必要です。
特に混雑時は、歩行者が車道付近へ出ることもあります。駐車場の入口を探しながら運転すると周囲への注意が散りやすいため、同乗者がいる場合は案内を任せるなど、無理にスマートフォンやナビを操作しないようにしましょう。
まとめ
東大寺には一般乗用車用の専用駐車場がないため、車で行く場合は周辺の駐車場を利用します。
- 東大寺境内には一般車用の専用駐車場はない
- 東大寺公式はGSパーク東大寺西大門駐車場を近隣駐車場として案内している
- GSパークは18台、平日は当日最大700円
- GSパークは土日祝に最大料金がない
- 奈良登大路自動車駐車場は275台
- 県営駐車場は2026年10月1日から料金改定
- 登大路駐車場は平日最大1,500円、休日最大2,000円、特定日最大3,000円
- 大仏殿前駐車場は一般乗用車向けではない
- 春・秋の観光シーズンはパーク&ライドや公共交通機関も検討する
平日に近さを優先するならGSパーク東大寺西大門、混雑時や台数を重視するなら登大路駐車場なども含めて比較すると選びやすくなります。
駐車料金や特定日の設定は変わることがあるため、出発前に東大寺公式の交通案内と奈良県公式の奈良公園駐車場案内を確認してください。

