海外旅行でレストランに入ると、「予約していることをどう伝える?」「注文は何と言えばいい?」「会計をお願いするときの英語は?」と迷うことがあります。
レストラン英語は、難しい文法を使わなくても、短い定番フレーズを場面ごとに覚えておけば十分対応できます。「Table for two, please.」「I’ll have this, please.」「Could we get the bill, please?」など、よく使う表現をいくつか準備しておくと安心です。
ポイントは、予約・入店・注文・追加のお願い・会計という流れに沿って覚えることです。単語だけを大量に覚えるより、「この場面ではこの一言」とセットにしたほうが実際の旅行で使いやすくなります。
この記事では、海外旅行のレストランで使える英語フレーズを、入店から会計まで場面別にまとめます。
この記事でわかること
- レストランの予約・入店で使える英語
- 注文やおすすめを聞くときのフレーズ
- 料理の変更や持ち帰りを頼む英語
- 会計・支払いで使える英語
海外旅行のレストラン英語は「場面ごと」に覚える
レストランでは、会話の流れがある程度決まっています。予約しているかを伝え、席に案内され、メニューを見て注文し、最後に会計をするという順番です。
そのため、すべての英語を自由に話せる必要はありません。各場面でよく使う短いフレーズを数個ずつ覚えるだけでも対応しやすくなります。
| 場面 | まず覚えたいフレーズ |
|---|---|
| 入店 | Table for two, please. |
| 予約 | I have a reservation under Sato. |
| 注文 | I’ll have this, please. |
| おすすめ | What do you recommend? |
| 会計 | Could we get the bill, please? |
予約するときに使える英語フレーズ
人気店や高級レストランでは、事前予約が必要なことがあります。電話や店頭で予約するときは、人数・日時・名前を伝えれば十分です。
- I’d like to make a reservation.:予約をしたいのですが。
- I’d like to make a reservation for two at 7 p.m.:午後7時に2名で予約したいです。
- Do you have a table available tonight?:今夜、空いている席はありますか?
- Do you have a table for four at 8 p.m.?:午後8時に4名で空いていますか?
電話では相手の声を聞き取りにくいこともあります。時間や人数はゆっくり、はっきり伝えると安心です。
予約していることを伝える英語
店に着いたら、予約名を伝えます。
- I have a reservation.:予約しています。
- I have a reservation under Sato.:佐藤の名前で予約しています。
- We have a reservation for 7 p.m.:午後7時に予約しています。
「under + 名前」で「〜の名前で予約している」という意味になります。自分の名字が伝わりにくい場合は、スペルを一文字ずつ伝えても構いません。
予約なしで入るときの英語
予約をしていない場合は、人数を伝えて空席があるか確認します。
- Table for two, please.:2名です。
- Do you have a table for two?:2名で入れますか?
- Do you have any tables available?:空いている席はありますか?
「Table for two, please.」は短く、旅行中でも使いやすい定番表現です。
メニューをお願いするときの英語
メニューが手元にない場合や、飲み物用のメニューを見たい場合は、次のように言えます。
- Could I see the menu, please?:メニューを見せていただけますか?
- Could I see the drink menu, please?:ドリンクメニューを見せてください。
- Do you have an English menu?:英語のメニューはありますか?
海外では写真のないメニューも多いため、分からない料理名は無理に推測せず、店員に確認したほうが安心です。
おすすめを聞くときの英語
料理を決められないときは、おすすめや名物を聞いてみましょう。
- What do you recommend?:おすすめは何ですか?
- What’s today’s special?:今日のおすすめは何ですか?
- What’s the house specialty?:この店の名物は何ですか?
- What’s popular here?:ここでは何が人気ですか?
「recommend」は旅行英会話で非常に便利な単語です。料理だけでなく、観光地や商品についておすすめを聞くときにも使えます。
注文するときの基本フレーズ
注文では「I’d like …」や「I’ll have …」を使えば自然です。
- I’d like the grilled chicken, please.:グリルチキンをお願いします。
- I’ll have the pasta, please.:パスタをお願いします。
- I’ll have this, please.:これをお願いします。
- Could I get this one, please?:これをいただけますか?
料理名の発音に自信がないときは、メニューを指しながら「I’ll have this, please.」と言えば十分伝わります。
飲み物を注文するときの英語
飲み物を頼むときも、基本は料理と同じです。
- Could I have some water, please?:お水をいただけますか?
- Could I get tap water, please?:水道水をいただけますか?
- I’d like a bottle of water, please.:ボトルの水をお願いします。
- I’ll have a coffee, please.:コーヒーをお願いします。
国や店によって、水が無料とは限りません。無料の水を頼みたい場合は「tap water」と言うと伝わりやすいことがあります。
料理について質問するときの英語
料理名だけでは内容が分からない場合は、遠慮せず質問しましょう。
- What is this?:これは何ですか?
- Could you explain this dish?:この料理について説明してもらえますか?
- What comes with this?:これは何が付いてきますか?
- Is this spicy?:これは辛いですか?
- Does this contain nuts?:これはナッツを含みますか?
食材について確認したいときは、「Does this contain …?」を覚えておくと便利です。
苦手な食材を抜いてもらうときの英語
玉ねぎや香草など、苦手な食材を抜いてほしい場合は「without」を使えます。
- Could I have this without onions?:玉ねぎ抜きにできますか?
- Could you make it without cheese?:チーズ抜きにできますか?
- No cilantro, please.:パクチー抜きでお願いします。
対応できるかどうかは料理や店によって異なるため、「Could I have …?」の形でお願いすると柔らかい印象になります。
追加で何か頼むときの英語
食事の途中で水やカトラリーなどが必要になった場合も、短いフレーズで頼めます。
- Could we have some more water, please?:お水をもう少しいただけますか?
- Could I have another fork, please?:フォークをもう1本いただけますか?
- Could we get some extra napkins?:ナプキンを追加でもらえますか?
「Could I have …?」「Could we get …?」の形を覚えておけば、さまざまなお願いに応用できます。
料理がまだ来ないときの英語
注文した料理がなかなか来ない場合は、強い言い方を避けて確認するとスムーズです。
- Excuse me, we’re still waiting for our food.:すみません、まだ料理を待っています。
- Could you check on our order, please?:注文を確認していただけますか?
- We ordered the steak, but it hasn’t arrived yet.:ステーキを頼みましたが、まだ来ていません。
「Excuse me」を最初に付けるだけでも、店員に声をかけるときの印象が柔らかくなります。
食べきれない料理を持ち帰りたいときの英語
持ち帰りが可能な店では、残った料理を包んでもらえることがあります。
- Could I get this to go?:これを持ち帰りにできますか?
- Could you wrap this to go?:これを持ち帰り用に包んでもらえますか?
- Can I take this home?:これを持ち帰ってもいいですか?
持ち帰りの可否は店や料理によって異なるため、まず確認してみましょう。
会計をお願いするときの英語
食事が終わったら、店員に会計をお願いします。
- Could we get the bill, please?:お会計をお願いします。
- Could we get the check, please?:お会計をお願いします。
- Can I pay by card?:カードで払えますか?
「bill」はイギリス英語でよく使われ、「check」はアメリカ英語でよく使われます。どちらもレストランの会計を表す言葉です。
別会計・割り勘をお願いするときの英語
複数人で食事をした場合は、会計を分けられるか確認できます。
- Could we get separate checks, please?:別会計にできますか?
- Can we split the bill?:会計を分けられますか?
- Can we pay separately?:別々に支払えますか?
店によっては別会計に対応していないこともあります。注文時や会計前に確認しておくとスムーズです。
店員に「いかがですか?」と聞かれたときの返し方
食事中に「How is everything?」「Is everything okay?」と聞かれることがあります。
- Everything is great, thank you.:とてもおいしいです、ありがとうございます。
- It’s delicious, thank you.:おいしいです、ありがとうございます。
- Everything is fine, thanks.:大丈夫です、ありがとう。
特に問題がなければ、短く「Great, thank you.」だけでも自然です。
聞き取れなかったときは聞き返してOK
旅行中は周囲が騒がしかったり、店員の話す速度が速かったりして、聞き取れないこともあります。
- Sorry?:すみません、もう一度お願いします。
- Could you say that again, please?:もう一度言っていただけますか?
- Could you speak a little more slowly?:もう少しゆっくり話していただけますか?
分かったふりをするより、必要なところだけ聞き返すほうが注文ミスを防げます。
最低限覚えるならこの7フレーズ
たくさん覚える余裕がない場合は、次の7つだけでも十分役立ちます。
- Table for two, please.
- I have a reservation under Sato.
- What do you recommend?
- I’ll have this, please.
- Could I have this without onions?
- Could we get the bill, please?
- Could you say that again, please?
旅行直前なら、この7つを声に出して何度か練習しておくと、実際の場面で出てきやすくなります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- レストラン英語は予約・入店・注文・会計の順で覚えると使いやすい
- 予約名は「I have a reservation under + 名前」で伝えられる
- 予約なしなら「Table for two, please.」が簡単
- 注文は「I’d like …」「I’ll have …」が使いやすい
- おすすめは「What do you recommend?」で聞ける
- 食材を抜いてほしいときは「without + 食材」を使える
- 会計はbillまたはcheckを使って頼める
- 別会計は「separate checks」や「pay separately」で確認できる
- 聞き取れなければ「Could you say that again?」で聞き返せる
海外旅行のレストランでは、長い英文を話す必要はありません。入店、注文、追加のお願い、会計という場面ごとに短いフレーズを覚えておけば、多くのやり取りに対応できます。まずは7つほどの定番表現を声に出して練習し、メニューを指さすなどの方法も組み合わせながら気楽に使ってみましょう。

