山梨で日帰り温泉を探すなら、何を重視するかで選ぶ場所が変わります。
日の出や甲府盆地の絶景を見たいなら「ほったらかし温泉」、夜景までゆっくり楽しみたいなら「みたまの湯」、富士五湖観光と合わせて富士山を眺めたいなら「富士眺望の湯 ゆらり」、泉質や源泉かけ流しを重視するなら「湯殿館」が選びやすい候補です。
山梨県は東西に広く、同じ「日帰り温泉」でも場所によって旅行ルートが大きく変わります。人気だけで決めるより、観光するエリア・入りたい時間帯・移動手段を合わせて選ぶほうが失敗しにくいでしょう。
※料金・営業時間・アクセスは2026年10月4日時点で各施設と山梨県公式観光情報を確認しています。臨時休業、繁忙期料金、設備点検、道路状況などは変更される場合があるため、利用当日は各公式サイトも確認してください。
山梨の日帰り温泉おすすめ4選を比較
| 施設 | 向いている人 | 大人料金 | 営業時間 |
|---|---|---|---|
| ほったらかし温泉 | 日の出・夜景・開放感を楽しみたい | 900円 | 日の出1時間前~22:00 |
| みたまの湯 | 甲府盆地の夜景と食事を楽しみたい | 850円 | 10:00~23:00 |
| 富士眺望の湯 ゆらり | 富士山を眺めながら入りたい | 平日1,400円 土日祝1,700円 |
平日10:00~21:00 土日祝10:00~22:00 |
| 湯殿館 | 源泉かけ流し・サウナを重視したい | 950円 | 10:00~22:00 |
4施設は「どこが一番」というより、特徴がはっきり分かれています。
初めて山梨へ行く人なら、まず宿泊地や観光地から近い施設を2~3か所に絞り、その中で景色・料金・営業時間を比べると決めやすくなります。
日の出と甲府盆地の景色なら「ほったらかし温泉」
山梨市の「ほったらかし温泉」は、早朝の日の出から夜景まで楽しめる日帰り温泉です。
最大の特徴は営業時間で、日の出の約1時間前から営業します。開店時刻は季節によって変わり、公式サイトでは夏場は4時ごろ、冬場は6時ごろが目安として案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 日の出1時間前~22:00(最終受付21:30) |
| 大人 | 900円 |
| 小人 | 400円(0歳~小学6年生) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 支払い | 現金のみ |
| 住所 | 山梨県山梨市矢坪1669-18 |
朝日を見たいなら開店時間を当日に確認する
「日の出1時間前」といっても、日の出時刻は季節によって大きく変わります。
公式案内では、朝日を見る時間の目安として春・秋は5時30分ごろ、夏は4時30分ごろ、冬は6時30分ごろとされています。早朝を狙う場合は、前日のうちに公式サイトで営業時間を確認しておくと安心です。
なお、富士山は天候によって見えない日があります。晴れていても富士山付近だけ雲がかかることがあるため、「行けば必ず見える」とは考えないほうがよいでしょう。
公共交通より車のほうが予定を組みやすい
ほったらかし温泉は、市営バスでフルーツ公園まで行けますが、公式サイトではバスは1日4本で、バス停から徒歩約20分と案内されています。
時間を自由に組みたい旅行なら、車やタクシーのほうが動きやすい場所です。
冬は雪が少ない地域でも路面凍結の可能性があり、公式サイトは冬タイヤまたはチェーンの装備を案内しています。早朝は気温が低いため、冬に朝風呂へ行く場合は特に道路状況を確認してください。
夜景までゆっくりするなら「みたまの湯」
市川三郷町の「みはらしの丘 みたまの湯」は、甲府盆地と山々を見渡す露天風呂が特徴の日帰り温泉です。
23時まで営業しているため、観光や食事のあとに立ち寄りたい人にも使いやすい施設です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~23:00(最終入館22:30) |
| 大人 | 850円 |
| 小学生 | 500円 |
| 小学生未満 | 無料 |
| 休館日 | 基本は年中無休(保守点検で年間数日休館) |
夕方から夜にかけて利用しやすい
みたまの湯は、夕景から夜景へ変わっていく甲府盆地の眺めを楽しみたい人に向いています。
館内には食事処「みはらし亭」があり、通常は11:00~22:00、ラストオーダー21:30です。温泉だけでなく夕食まで済ませたいときにも予定をまとめやすくなります。
2026年4月からはクレジットカード、電子マネー、コード決済も導入され、現金以外の支払いにも対応しています。
公共交通で行く場合は帰りの時間に余裕を持つ
注意したいのは公共交通です。
以前運行されていた市川三郷町の巡回バスは2025年3月31日で廃止されています。
最寄りのJR身延線・甲斐上野駅からタクシーを利用できますが、みたまの湯公式サイトは、近隣タクシー会社の廃業や運転手不足により、手配後すぐに来られない場合があると案内しています。
電車で行く場合は、入浴後の列車時刻だけでなく、駅まで移動する時間にも余裕を持っておくと安心です。
富士五湖観光と合わせるなら「富士眺望の湯 ゆらり」
鳴沢村の「富士眺望の湯 ゆらり」は、富士山を眺めながら温泉に入りたい人に向いています。
霊峰露天風呂やパノラマ風呂をはじめ、公式サイトでは全16種類の風呂が案内されています。河口湖、西湖、鳴沢周辺を観光した日の立ち寄り先として組み込みやすい場所です。
| 項目 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 営業時間 | 10:00~21:00 最終入館20:00 |
10:00~22:00 最終入館21:00 |
| 大人料金 10:00~19:00 |
1,400円 | 1,700円 |
| 大人料金 19:00以降 |
1,200円 | 1,500円 |
| 4歳~小学生 | 750円 | 800円 |
大人料金には貸しバスタオルとフェイスタオルが含まれています。
河口湖駅から無料送迎バスも利用できる
車の場合は中央道・河口湖ICから国道139号を本栖湖方面へ進みます。無料駐車場は130台分あります。
車がない場合でも、河口湖駅から路線バスを利用できるほか、事前予約制の無料送迎バスもあります。
無料送迎は利用できる便が限られ、河口湖駅発は1時間前までの予約が必要です。祭りなどで運休することもあるため、使う日は公式アクセスページで当日の運行を確認してください。
繁忙期は料金と入館制限に注意
GW、夏季、年末年始などは土日祝扱いの料金・営業時間になります。
また、2026年のお盆期間には、公式サイトが混雑状況によって入館制限や受付の早期終了を行う可能性を案内していました。
富士五湖エリアは観光客が集中しやすいため、連休に利用するなら「閉館時刻までに着けば入れる」と考えず、時間に余裕を持って向かうほうが安心です。
源泉かけ流しを重視するなら「湯殿館」
中央市の「湯殿館」は、景色よりも温泉そのものやサウナを重視したい人に向いています。
山梨県公式観光情報では、地下1,200mから湧く温泉を加熱・冷却・循環せずに使う、源泉100%かけ流しの施設として紹介されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~22:00 |
| 最終入館 | 21:30 |
| 大人 | 950円 |
| 小人 | 500円 |
| 定休日 | 毎月第1・第3火曜日 |
| アクセス | JR身延線・常永駅から徒歩約15分 |
| 駐車場 | 無料・約80台 |
入浴料金にはフェイスタオルとバスタオルが含まれると山梨県公式観光情報で案内されています。
観光地の絶景露天風呂というより、「今日は温泉の湯そのものを楽しみたい」「サウナと水風呂も利用したい」という日に選びやすい施設です。
車なしなら「ゆらり」か、駅から歩ける湯殿館が選びやすい
山梨の日帰り温泉は、山や丘の上にある施設も多く、車があるほうが選択肢は広がります。
ただし、車がなくても利用しやすい場所はあります。
- 富士眺望の湯 ゆらり:河口湖駅から路線バス・予約制無料送迎あり
- 湯殿館:JR身延線・常永駅から徒歩約15分
- みたまの湯:甲斐上野駅からタクシー。ただし手配に時間がかかる場合あり
- ほったらかし温泉:バス本数が少なく、バス停から徒歩約20分
公共交通で行く場合は、温泉の営業時間よりも「帰りの移動手段」を先に確認するのがポイントです。
料金だけで選ばず「何時に入るか」も確認する
日帰り温泉では、同じ施設でも曜日や入館時刻で料金が変わることがあります。
ゆらりは19時以降に大人料金が安くなり、みたまの湯は23時まで営業します。一方、ほったらかし温泉は朝日を見るため早朝から利用できます。
そのため「一番安い温泉」を探すより、朝に入りたいのか、観光後の夜に入りたいのかを先に決めると比較しやすくなります。
昔ながらの浴場を短時間で利用したい場合は、山梨県の銭湯おすすめガイドも参考にしてください。日帰り温泉と銭湯では、設備や過ごし方がかなり違います。
連休・紅葉・富士五湖エリアは道路の混雑も考える
車で行く場合は、温泉施設の駐車場だけでなく、そこまでの道路状況にも注意が必要です。
特に富士五湖方面や中央道は、連休や紅葉シーズンに移動時間が読みづらくなることがあります。入館の最終受付ぎりぎりに到着する計画は避け、予定より遅れた場合の第二候補も考えておくと安心です。
また、冬の山間部は路面凍結の可能性があります。早朝や夜に利用する場合は、当日の天気だけでなく道路情報も確認してください。
まとめ
山梨の日帰り温泉は、景色、利用時間、旅行エリアで選ぶと決めやすくなります。
- 日の出や甲府盆地の絶景を楽しむなら「ほったらかし温泉」
- 夜景と食事をゆっくり楽しむなら「みたまの湯」
- 富士五湖観光と富士山の眺望なら「富士眺望の湯 ゆらり」
- 源泉かけ流しやサウナを重視するなら「湯殿館」
山梨は温泉施設同士の距離が離れていることも多いため、行きたい温泉だけでなく、その前後にどこを観光するかまで合わせて選ぶのがおすすめです。
料金や営業時間は改定されることがあるので、旅行日が決まったら公式サイトで最新情報を確認してから向かいましょう。

