高知県で水族館を探しているなら、主な候補は「桂浜水族館」「むろと廃校水族館」「高知県立足摺海洋館 SATOUMI」の3館です。
3館は同じ高知県内でも場所も雰囲気もかなり違います。高知市内の観光と合わせるなら桂浜水族館、変わった水族館を楽しみたいならむろと廃校水族館、生きものの展示量や足摺・竜串観光を重視するなら足摺海洋館 SATOUMIが選びやすいでしょう。
「高知の水族館」とひとまとめにして予定を立てると移動距離で困りやすいため、まず旅行するエリアから絞るのがポイントです。
※料金・営業時間・アクセスは2026年10月4日時点で各施設・自治体の公式情報を確認しています。臨時休館、イベント、展示内容などは変更される場合があるため、訪問前に公式サイトも確認してください。
高知県の主な水族館3館を比較
| 水族館 | エリア | 大人料金 | 営業時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 桂浜水族館 | 高知市・桂浜 | 1,600円 | 9:00~17:00 | 桂浜観光と一緒に回りやすい |
| むろと廃校水族館 | 室戸市 | 600円 | 4~9月 9:00~18:00 10~3月 9:00~17:00 |
廃校を利用した個性的な展示 |
| 高知県立足摺海洋館 SATOUMI | 土佐清水市・竜串 | 1,200円 | 9:00~17:00 | 約350種・15,000点を展示 |
料金だけなら、むろと廃校水族館が大人600円と入りやすい設定です。一方、施設の規模や展示内容だけでなく、3館は県内の東西に離れているため、旅行ルートに合うかどうかを優先したほうが現実的です。
高知市内の観光と組み合わせるなら桂浜水族館
桂浜水族館は、高知県を代表する観光地「桂浜」の公園内にあります。
公式サイトでは、飼育動物は約220種・4,000点。大規模な都市型水族館というより、桂浜と土佐湾を眺められる自然豊かな環境と、生きものを近くに感じやすい展示が特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県高知市浦戸778 桂浜公園内 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30) |
| 大人 | 1,600円 |
| 小学生・中学生 | 600円 |
| 幼児(3歳以上) | 400円 |
高知駅・高知ICから行きやすい
公共交通機関では、JR高知駅またははりまや橋から桂浜行きのバスを利用でき、公式案内では約30分が目安です。
車の場合も高知ICから約30分、高知龍馬空港から約30分と案内されています。高知市中心部を拠点に旅行するなら、今回の3館では最も予定に組み込みやすい水族館です。
専用駐車場はないので桂浜公園駐車場を使う
桂浜水族館には専用駐車場がありません。車の場合は高知市営の桂浜公園駐車場を利用します。
高知市の2026年度案内では、一般車の駐車料金は1日500円です。古い記事には400円と書かれているものもあるため、現在の料金と混同しないようにしてください。
桂浜水族館を何分くらい見ればよいか先に決めたい方は、桂浜水族館の所要時間と1時間・90分・2時間の回り方も参考にしてください。
個性的な場所へ行きたいならむろと廃校水族館
高知県東部の室戸市にある「むろと廃校水族館」は、旧椎名小学校を改修した水族館です。
普通の水族館とは雰囲気が大きく異なり、学校のプールや手洗い場などを生かして海の生きものを展示しています。高知県公式観光情報では、約50種類・1,000匹以上の魚を見ることができると案内されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県室戸市室戸岬町533-2 |
| 営業時間(4~9月) | 9:00~18:00 |
| 営業時間(10~3月) | 9:00~17:00 |
| 高校生以上 | 600円 |
| 小・中学生 | 300円 |
| 未就学児 | 無料 |
| 休館日 | 年中無休 |
高知市から気軽に寄る距離ではない
注意したいのは場所です。室戸市公式サイトでは、高知龍馬空港から車で約1時間40分、高知自動車道・南国ICから約2時間が目安とされています。
「高知市を観光して、空いた1~2時間で寄る」という場所ではありません。室戸岬など高知県東部を回る旅行の中に組み込むのが現実的です。
公共交通機関では、高知東部交通バスの「むろと廃校水族館前」から徒歩1分です。
駐車場は無料
高知県公式観光サイトでは、無料駐車場が約100台と案内されています。車で室戸方面を回るなら利用しやすい条件です。
展示の充実度で選ぶなら足摺海洋館 SATOUMI
高知県西部の土佐清水市にある「高知県立足摺海洋館 SATOUMI」は、竜串や足摺周辺の海をテーマにした水族館です。
公式サイトでは約350種・15,000点を展示。竜串湾のサンゴ礁や、足摺周辺から室戸沖の深海まで、高知の海の多様な環境を紹介しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県土佐清水市三崎4032 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 休館日 | なし |
| 大人 | 1,200円 |
| 小人(小学生~高校生) | 600円 |
| 未就学児 | 無料 |
中村駅・宿毛駅から車で約45分
公式アクセスでは、中村駅から国道321号経由で約45分、宿毛駅からも約45分が目安です。無料駐車場があり、乗用車140台・バス5台分と案内されています。
高知市ではなく、四万十市・土佐清水市・足摺岬方面を旅行する日に組み込むのが向いています。
「足摺海底館」は2026年9月30日で営業終了
ここは古い旅行情報を見るときに特に注意したい点です。
SATOUMI周辺には海中展望塔「足摺海底館」があり、以前はセット券なども販売されていました。しかし公式発表では、足摺海底館は2026年9月30日をもって営業を終了しています。
「SATOUMIと足摺海底館をセットで回る」という過去の記事や旅行プランは、現在そのまま利用できません。
足摺海洋館 SATOUMI「足摺海底館 営業終了のお知らせ」
どの水族館がおすすめ?目的別に選ぶ
高知市を中心に旅行するなら桂浜水族館
高知駅、はりまや橋、高知城など高知市内を中心に観光するなら、桂浜水族館が最も組み込みやすいでしょう。
水族館だけでなく桂浜、坂本龍馬像などを同じエリアで見られるため、短い旅行でも予定をまとめやすいのが強みです。
「ここでしかできない体験」を重視するならむろと廃校水族館
学校の校舎やプールをそのまま水族館として使っているため、一般的な水族館とはかなり違う景色を楽しめます。
料金も比較的安く、室戸方面へ行く予定があるなら立ち寄り候補にしやすい施設です。
生きものをじっくり見たいなら足摺海洋館 SATOUMI
約350種・15,000点という展示内容や、高知の海そのものをテーマにした構成を重視するならSATOUMIが向いています。
ただし土佐清水市にあるため、高知市からの移動を軽く考えず、足摺・四万十方面の観光と合わせて計画するのがおすすめです。
1日で3館を回るよりエリアごとに選ぶ
3館を比べると「全部行ってみたい」と思うかもしれませんが、桂浜水族館は高知市、むろと廃校水族館は県東部の室戸市、SATOUMIは県西部の土佐清水市にあります。
高知県は東西に長く、3館を1日で回ることを前提にすると移動時間が大きくなります。
高知市観光の日は桂浜、室戸方面の日はむろと、足摺・四万十方面の日はSATOUMIというように、旅程のエリアごとに1館を選ぶほうが無理がありません。
まとめ
高知県で水族館を探すなら、主な候補は桂浜水族館、むろと廃校水族館、高知県立足摺海洋館 SATOUMIの3館です。
- 高知市内から行きやすく、桂浜観光と合わせるなら「桂浜水族館」
- 廃校を生かした個性的な施設を楽しむなら「むろと廃校水族館」
- 展示の充実度や足摺・竜串観光を重視するなら「足摺海洋館 SATOUMI」
単純に「どこが一番か」で決めるより、宿泊地や前後の観光地から選ぶのが失敗しにくい方法です。特に室戸と土佐清水は高知市から距離があるため、地図上の位置を確認してから旅程に入れましょう。

