わじまの塩とは?「塩の駅 輪島塩」の閉店情報と能登の塩・揚げ浜式製塩を解説

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「わじまの塩」で調べると、輪島の海水から作られる塩や、かつて輪島市にあった「塩の駅 輪島塩」など、似た名前の情報がいくつか出てきます。

先に現在の状況を確認すると、「塩の駅 輪島塩」と運営会社の株式会社輪島製塩は、2025年3月31日をもって閉店・事業終了しています。2024年の能登半島地震と同年9月の豪雨災害で甚大な被害を受けたことが理由として公式サイトに案内されていました。

一方で、輪島の海水を使った塩そのものがすべてなくなったわけではありません。別事業者の株式会社美味と健康は「能登 わじまの海塩」「能登 わじまの水塩」などを現在も案内しています。

この記事では、「わじまの塩」で混同しやすい名称の違い、塩の駅 輪島塩の現在、能登に伝わる揚げ浜式製塩、現在確認できる輪島の塩商品について整理します。

この記事でわかること

  • 「塩の駅 輪島塩」の現在の営業状況
  • 輪島塩と「わじまの海塩」の違い
  • 能登に伝わる揚げ浜式製塩とは何か
  • 現在購入先を探すときの確認ポイント

「塩の駅 輪島塩」は2025年3月31日に閉店・事業終了

以前、輪島市町野町大川にあった「塩の駅 輪島塩」は、揚げ浜式製塩の工程や道具を学べる施設として紹介されていました。売店では輪島塩や能登のお土産を扱い、日本海を眺められる場所としても知られていました。

しかし、運営元の株式会社輪島製塩は、公式サイトで2025年3月31日をもって「塩の駅 輪島塩」の閉店と事業終了を発表しています。現在は、以前の営業時間や定休日を見て現地へ向かわないよう注意が必要です。

閉店理由は能登半島地震と豪雨災害による被害

旧公式サイトの告知では、2024年1月1日の能登半島地震と、同年9月21日の豪雨災害によって甚大な被害を受けたことなどを理由に、事業終了へ至ったと説明されています。

過去の観光記事には「9:00~17:00」「3月~11月は毎日営業」などの情報が残っていますが、これは営業当時の情報です。現在の旅行計画には使わないようにしましょう。

以前の「塩の駅」の情報は歴史資料として見る

営業当時の「塩の駅 輪島塩」では、揚げ浜式製塩に使う道具の展示や、製塩についての説明が行われていました。海沿いの立地を生かし、日本海や夕日を眺められる場所でもありました。

現在は施設を訪れる目的で使える情報ではありませんが、輪島でどのように塩作りが紹介されていたのかを知る資料として見ることはできます。

「輪島塩」と「わじまの海塩」は別の事業者

「わじまの塩」で検索すると、閉店した「塩の駅 輪島塩」と、現在も販売案内がある「わじまの海塩」が混ざって表示されることがあります。名前が似ていますが、同じ商品・同じ会社ではありません。

名称 事業者 現在確認できる状況
塩の駅 輪島塩/輪島塩 株式会社輪島製塩 2025年3月31日で閉店・事業終了
能登 わじまの海塩 株式会社美味と健康 公式サイトで商品案内・通販を確認できる
能登 わじまの水塩 株式会社美味と健康 公式サイトで商品案内を確認できる

「能登 わじまの海塩」は現在も公式販売ページがある

株式会社美味と健康の公式サイトでは、「能登 わじまの海塩」が案内されています。石川県輪島沖および沿岸の海水を100%使用し、釜炊きではなく、海水の上から熱と風を当てて40℃未満の低温でゆっくり結晶化させる製法とされています。

おむすび、スープ、浅漬け、炒め物など、シンプルな料理への使用例も紹介されています。現在「輪島の塩を購入したい」と考えている場合は、旧・輪島製塩の商品と混同せず、販売元を確認してください。

液体タイプの「わじまの水塩」もある

同じ株式会社美味と健康では、「能登 わじまの水塩」も扱っています。輪島沖および沿岸の海水を濃縮し、塩が結晶になる直前の状態で止めた液体タイプの塩です。

液体なので素材へ均一に味を付けやすいと案内されています。固形の塩と液体の水塩では使い方が異なるため、購入前に商品名と特徴を確認すると間違いにくくなります。

能登の塩作りで有名な「揚げ浜式製塩」とは

能登の塩を調べるとよく出てくるのが「揚げ浜式製塩」です。これは海水を塩田まで汲み上げ、砂を利用して塩分濃度の高い鹹水(かんすい)を作り、それを釜で煮詰めて塩を結晶化させる伝統的な製塩技術です。

石川県の文化財情報では、「能登の揚浜式製塩の技術」が国の重要無形民俗文化財に指定されています。

海水を砂へ撒き、濃い塩水を作る

揚げ浜式では、まず海水を海岸から汲み上げて塩田へ運び、砂の上に撒きます。日光や風で水分が蒸発すると砂に塩分が付着するため、その砂を集めます。

塩分を含んだ砂へ再び海水を通し、通常の海水より塩分濃度が高い鹹水を取り出します。この工程は天候の影響も大きく、熟練した技術が必要とされています。

最後は釜で煮詰めて塩を結晶化する

作った鹹水を釜へ移し、火加減を調整しながら煮詰めて塩を結晶化させます。石川県の解説では、塩田での作業と釜屋での作業からなる製法として紹介されています。

奥能登ではこうした伝統的な製塩技術が受け継がれており、能登の地域文化を知るうえでも重要な存在です。

輪島だけでなく奥能登には塩文化が残っている

「塩の駅 輪島塩」は閉店しましたが、奥能登全体で見ると、塩作りの文化は現在も続いています。とくに珠洲市では揚げ浜式製塩の商品や事業者が複数紹介されています。

珠洲市公式観光サイトには、「大谷塩」「奥能登揚げ浜塩」「能登のはま塩」など、揚げ浜式製塩による商品情報が掲載されています。

揚げ浜式製塩そのものがなくなったわけではない

輪島製塩の事業終了を見て「能登の揚げ浜式製塩がなくなった」と考えるのは正確ではありません。国指定の文化財として保存・継承されている製塩技術であり、珠洲市を中心に現在も複数の塩作りが確認できます。

能登の塩文化に触れたい場合は、現在営業している施設や製塩所を改めて探し、最新の営業情報を確認してから訪れるようにしましょう。

「わじまの塩」を買いたいときの確認ポイント

ネット検索では、古い観光ページ、通販ページ、別事業者の商品が混在します。購入するときは、商品名だけでなく販売元まで確認するのがおすすめです。

  • 「輪島塩」なのか「わじまの海塩」なのか商品名を確認する
  • 販売元・製造元の会社名を確認する
  • 公式通販が現在も注文を受け付けているか確認する
  • 過去の価格や在庫情報をそのまま信じない
  • 旅行先で買う場合は店舗の最新営業情報を確認する

古いブログの営業時間や価格はそのまま使わない

能登では地震や豪雨の影響で、営業状況が大きく変わった施設があります。以前は営業していた店舗でも、休業・移転・閉店していることがあります。

とくに「塩の駅 輪島塩」はすでに事業終了が公式発表されています。現地購入を考える場合は、営業中の別施設・販売店を最新の公式情報から探してください。

よくある質問

「塩の駅 輪島塩」は現在も営業していますか?

営業していません。株式会社輪島製塩は、2025年3月31日をもって「塩の駅 輪島塩」の閉店および事業終了を公式に発表しています。

「わじまの海塩」も販売終了したのですか?

「わじまの海塩」は株式会社美味と健康の商品で、株式会社輪島製塩の「輪島塩」とは別です。2026年9月時点では、株式会社美味と健康の公式サイトで商品案内と通販ページを確認できます。

揚げ浜式製塩とはどんな作り方ですか?

海水を塩田へ汲み上げて砂に撒き、塩分が付着した砂から濃い塩水を作り、その塩水を釜で煮詰めて塩を結晶化する伝統的な製法です。「能登の揚浜式製塩の技術」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。

能登で伝統的な塩作りは今も見られますか?

輪島製塩は事業終了していますが、珠洲市など奥能登には揚げ浜式製塩を続ける事業者や施設があります。営業状況は変わる可能性があるため、訪問前に各施設や自治体の最新案内を確認してください。

公式情報・確認先

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • 「塩の駅 輪島塩」は2025年3月31日で閉店・事業終了しています
  • 事業終了の背景には2024年の能登半島地震と豪雨災害による被害があります
  • 過去の営業時間や定休日情報を見て現地へ向かわないよう注意が必要です
  • 「能登 わじまの海塩」は別会社・株式会社美味と健康の商品です
  • 「わじまの海塩」は輪島沖および沿岸の海水を使った塩として現在も公式案内があります
  • 能登には伝統的な揚げ浜式製塩の文化があります
  • 「能登の揚浜式製塩の技術」は国の重要無形民俗文化財です
  • 珠洲市などでは現在も複数の揚げ浜式製塩商品が紹介されています
  • 購入・訪問前は商品名、事業者名、最新の営業情報を確認することが大切です

「わじまの塩」という言葉は、閉店した「塩の駅 輪島塩」と、現在も販売されている「わじまの海塩」などが混同されやすいため注意が必要です。特に観光目的で調べている場合、古い記事に掲載された営業時間を現在のものとして扱わないようにしましょう。

一方で、能登の塩文化そのものが消えたわけではありません。揚げ浜式製塩は地域に受け継がれており、現在も能登の海を生かした塩作りが続いています。商品を購入するときも現地を訪れるときも、最新の公式情報を確認してから選ぶのがおすすめです。

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