小豆島への行き方は、香川県の高松港、岡山県の新岡山港、兵庫県の姫路港・神戸港などから船を利用する方法があります。小豆島には本州・四国から車で直接渡れる橋がなく、車を持ち込む場合もフェリーを利用します。
初めて行くときに気を付けたいのは、「出発する港」と「小豆島で到着する港」が航路によって異なることです。例えば同じ高松方面でも、高松港から土庄港・池田港へ向かう船と、高松東港から坂手港へ向かう船があります。
まず出発地別のルートを比較し、行きたい観光地や宿泊先に近い港を選ぶと、到着後の移動が楽になります。
小豆島への行き方は?出発地別の港と所要時間
小豆島観光協会と各船会社の公式案内で確認できる主なルートをまとめました。時間は乗船時間の目安であり、自宅・駅から出発港までの移動や乗船手続きの時間は含みません。
| 出発地・出発港 | 小豆島の到着港 | 乗船時間の目安 | 船の種類 |
|---|---|---|---|
| 高松港 | 土庄港 | 約60分 | フェリー |
| 高松港 | 土庄港 | 約35分 | 高速艇 |
| 高松港 | 池田港 | 約60分 | フェリー |
| 高松東港 | 坂手港 | 約70〜75分 | フェリー |
| 新岡山港 | 土庄港 | 約70分 | フェリー |
| 姫路港 | 福田港 | 約100分 | フェリー |
| 神戸港(三宮方面) | 坂手港 | 日中は約3時間20分が目安 | フェリー |
| 宇野港 | 土庄港(豊島経由) | 便により異なる | フェリー・旅客船 |
神戸航路は高松経由の夜行便や曜日別のダイヤがあり、乗船時間が変わります。宇野航路も豊島経由で便ごとに運航形態が異なります。表の所要時間だけで乗る便を決めず、利用日の時刻表を確認してください。
公式の航路一覧:小豆島観光協会「アクセス」
高松から小豆島への行き方
高松港から土庄港へ行く
高松駅周辺から向かう場合、代表的なのが高松港〜土庄港のフェリー(約60分)です。時間を短縮したい徒歩の旅行者なら、高松港〜土庄港の高速艇(約35分)も選択できます。
ただし、高速艇には車・バイク・自転車を載せられません。車で島へ渡る場合は、フェリーの車両航送を利用します。高速艇は予約を受け付けず、先着順で乗船する旨も運航会社が案内しています。
乗船前には小豆島フェリー公式サイトで運航情報と最新の時刻・料金を確認しましょう。2026年には高松〜土庄航路の減便案内が出ているため、過去の時刻表をそのまま使わないことが大切です。
高松港から池田港、高松東港から坂手港へ行く
高松港からは池田港に向かうフェリーもあります。土庄港とは到着地点が違うため、宿の送迎場所や島内の予定に合わせて選びます。
また、高松東港は高松港とは別の港です。高松東港〜坂手港のジャンボフェリーを利用する場合は、誤って高松港へ向かわないよう乗り場を確認してください。公式案内では高松駅から高松東港への移動方法も掲載されています。
岡山から小豆島への行き方
岡山駅方面からなら、岡山駅から新岡山港へバスなどで移動し、新岡山港〜土庄港のフェリー(約70分)を利用する方法があります。
小豆島観光協会は岡山駅から新岡山港までのバスを約40分と案内しています。ただし道路状況や接続待ちがあるため、フェリー出航時刻に余裕を持って港へ向かいましょう。
なお、地図に出てくる宇野港と新岡山港は別の場所です。宇野港からは豊島を経由する航路もありますが、便によって土庄港まで直通しない場合があります。「岡山発のフェリー」というだけで乗り場を判断しないでください。
新岡山〜土庄の最新時刻・乗り場・車両運賃:小豆島フェリー公式案内
大阪・神戸・姫路から小豆島への行き方
関西方面からは、神戸港から坂手港へ向かうジャンボフェリー、または姫路港から福田港へ向かうフェリーが候補になります。
姫路港〜福田港は約100分。一方、神戸港〜坂手港は日中便で約3時間20分が目安です。神戸航路は夜行便や高松経由便もあるため、予約時に出発・到着時刻を確認する必要があります。
新幹線や高速バスで高松・岡山まで移動してから乗り継ぐ方法もあります。どれが便利かは出発地点と島内の目的地で変わるため、船の所要時間だけでなく、港までの陸路と到着後の交通も合わせて比較しましょう。
車を小豆島に持ち込むには?
マイカーで観光するなら、車両を載せられるフェリーの利用を検討します。小豆島フェリーでは車両の長さなどで運賃が異なり、車両料金には原則として運転手1人分の旅客運賃が含まれます。同行者の乗船運賃や、航路によって加算される燃料油価格調整金などにも注意が必要です。
車を持ち込むと島内移動の自由度は高くなりますが、乗船手続きや運賃が増えます。反対に徒歩乗船であれば、島内のレンタカーや路線バスを使う方法もあります。
車で向かう場合は次の点を事前に確認すると安心です。
- 乗船する港の車両待機場と乗船受付時間
- 車両の全長に対応した運賃と予約方法
- 到着港から最初の観光地までの距離
- 復路の便に車両を載せられるか
高速艇や一部の旅客船には車を載せられないため、「小豆島行きの船ならすべて車で乗れる」と考えないようにしましょう。
小豆島の到着港はどこを選べばいい?
小豆島には複数の到着港があります。島内に着いてからの移動まで考えるのが、行き方を選ぶときのポイントです。
| 到着港 | 選ぶときの目安 |
|---|---|
| 土庄港 | 高松・岡山方面からの便があり、土庄エリアから観光を始めたい場合に候補 |
| 池田港 | 高松方面から利用でき、池田周辺や島中央部に向かう場合に候補 |
| 坂手港 | 神戸・高松東港方面から利用でき、島東側での予定に合わせやすい |
| 福田港 | 姫路方面からの到着港。島北東側に宿泊先や目的地がある場合に候補 |
たとえば道の駅・小豆島オリーブ公園の公式案内では、車なら池田港から約10分、坂手港から約15分、土庄港から約25分、福田港から約40分と案内されています。同じ小豆島でも港によって到着後の移動時間に差があります。
目的地がオリーブ公園なら、施設公式のアクセス案内も確認すると判断しやすくなります。
車なしでも小豆島を回れる?
車を持ち込まなくても、小豆島オリーブバスなどの路線バスで一部の港と観光エリアを移動できます。土庄港・池田港・坂手方面・福田港を結ぶ路線がありますが、すべての便が各港を直通するわけではありません。
2026年4月1日に島内バスのダイヤ改正が実施されています。船の到着後にバスを使う人は、行きたい施設に近い停留所を調べ、復路の最終バスまで確認しておきましょう。
一日に何度も乗る予定なら、公式サイトに掲載されている1日乗車券も比較できます。運賃と時刻表は小豆島オリーブバスの公式時刻表で確認できます。
出発前に確認したいこと
島への移動では、天候や海上状況による欠航・遅延、休日と平日のダイヤの違いに注意が必要です。特に帰りの船は「出発港へ戻る」つもりで予約しているか、行きと違う港へ向かう予定なのかを確認してください。
公式サイトを確認する順番は、①出発港と到着港、②利用日の時刻表、③徒歩か車両か、④到着後のバス・送迎、⑤帰りの最終便がおすすめです。車両の予約が必要な場合は、早めに船会社の案内を確認すると安心です。
まとめ
小豆島へは高松・岡山・姫路・神戸などから船で渡れます。高松港から土庄港へはフェリーで約60分、高速艇なら約35分ですが、高速艇には車を載せられません。
高松港と高松東港、新岡山港と宇野港は別の港です。また、島内の到着港も土庄・池田・坂手・福田などに分かれます。船の所要時間だけでなく、到着港から目的地への移動も含めて選ぶと、乗り間違いや予定外の長距離移動を避けやすくなります。
時刻・運賃・運航状況は変更されることがあるため、出発前には小豆島観光協会の航路案内と利用する船会社の最新情報を確認してください。

